住宅ローン金利比較

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  • ネットバンク
  • 保証料無料
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評価 ★★☆☆☆
金利 3.0 / 10
手数料 9.0 / 10
サービス 5.0 / 10
サポート 5.0 / 10
口コミ 6.0 / 10
変動(借換) 変動(新規)
0.9% 0.9%
3年固定 0.85%
5年固定 0.85%
10年固定 1.0%
15年固定 1.2%
20年固定 1.45%
30年固定 1.9%
事務手数料 54,000円
保証料 無料
来店 不要
限度額 1億円
繰り上げ返済 無料

新生銀行は1998年に倒産した日本長期信用銀行が元になっており、比較的新しい銀行です。

新生銀行といえばカードローンやキャッシングローンの「レイク」の方が有名かもしれません。テレビコマーシャルなどでキャッチ―な広告で印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

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いわゆる、消費者金融やサラ金といったイメージが強く、「ほのぼのレイク」や「ぼくのレイク」といった親近感のある商品ネーミングやキャッチコピーで、企業イメージの改善を図っています。

新生銀行では住宅ローンも取り扱っていますが、絶対に借りてはいけません。

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変動金利(半年型)のワナ

新生銀行の金利一覧を確認すると「変動金利(半年型)」という記載があります。

これはつまり、半年間しかその金利では借りられない、ということです。

金利変更スケジュール
変動金利 固定10年
~6カ月 0.6%
6カ月~ 0.95% 1.6%

契約時には、変動金利0.6%、固定10年1.1%と、非常に魅力的な金利で借りることができます。2016年4月現在では、他銀行と比較してもとても安い水準です。

しかし、借り入れからわずか半年後に、金利の調整がされ、自動的に変動金利の0.95%に引き上げられます。0.6%で借りれたと思ったのに、0.35%も金利が上がってしまうのです。

変動金利で0.95%というと、割高な大手銀行並みの金利です。

また、半年後の金利更新で、まずいと気がつき固定金利に乗り換えようと思っても、その時の10年固定金利は1.6%という非常に高い金利でしか借りれません。

新生銀行 他銀行
借入額 3000万円 3000万円
返済期間 30年 30年
金利1 0.6% 0.6%
金利2(半年後) 0.95% 同上
毎月返済額1 91,078円 91,078円
毎月返済額2 95,649円 同上
総返済額 34,378,881円 32,788,274円

3000万円を30年返済で借りた場合のシミュレーションをしてみました。新生銀行では半年後に0.35%の金利上昇があり、毎月返済額は4600円上昇、総返済額では約160万円も差が開きます。

新生銀行のメリットとして、事務手数料が安いというポイントもありますが、それもわずか50万円程度なので、総返済額で計算すると以前として110万円以上も損となります。

5年ルール・125%ルールが無い

変動金利では、金利が変わるという特性を持っているものの、毎月返済額が変わってしまっては利用しにくいので、実際の更新は5年ごとにしようというルールがあります。これを「5年ルール」と呼んでいます。

また、変動金利で異常に金利が上がってしまい、住宅ローン破産してしまうことを防ぐために、金利が上がっても上限を125%までにするという取り決めがあります。これを「125%ルール」と呼びます。

しかし、これらのルールは法律ではなく、あくまで銀行が自主的にプランに盛り込んでいるものです。

新生銀行の住宅ローンは「5年ルール」「125%ルール」が適用されません。このため、変動金利が値上げされれば、今月から急に返済額が上がるということもあり得ます。

ただし、5年ルールに関しては賛否両論あります。5年間返済額が上がらないものの、金利は上昇し元金が減らないので、返済の先延ばしでしかありません。家計の安定性、125%ルールが無いという2点から、やはりデメリットのが目立ちます。

ローン残高500万円以下は金利0.4%値上げ

新生銀行では、ローン残高が500万円未満になると、金利優遇が下がり、変動金利では金利が0.4%上がることになります。固定金利の場合はもっと悪く、優遇金利が0になり、金利が0.7%上がります。

公式サイトにも記載はあるのですが、小さな字で書いてあるので、見慣れていない方には見落としてしまうでしょう。「借入元本残高が500万円未満では・・・」という難しい単語が入っており、分かりづらいのも不親切です。

優遇金利
変動金利 固定金利
500万円以上 -0.65% -0.7%
500万円未満 -0.25%

優遇金利の幅が下がるので、実際の金利は上がり、返済額も高くなります。

例えば変動金利の基準が1.6%の場合、500万円以上残っている時には、ここから0.65%引かれるので、0.95%で返済となります。しかし、500万円未満になった時点から、優遇金利がー0.25%になるので、返済金利は2.0%に跳ね上がります。

固定金利の場合はさらに高くなります。10年固定であれば、基準金利が2.0%です。500万円以上の時は0.7%引かれて1.3%ですが、500万円未満になると2.0%そのまま適用されてしまいます。

金利変更
変動金利 10年固定
基準金利 1.6% 2.0%
~6カ月 0.6% 1.1%
6カ月~(500万円以上) 0.95% 1.3%
6カ月~(500万円未満) 1.35% 2.0%

最初に契約した時には、変動金利で0.6%と安い金利だったのに、半年後には0.35%も金利が上昇し、さらに返済の最後には追い打ちのように0.4%の金利の引き上げが行われます。

金利の安さに釣られて、新生銀行で借りてしまうと、後で苦労することになるかもしれません・・・

事務手数料は安い

新生銀行の悪い点ばかり紹介してしまうと、フェアではないかもしれません。新生銀行のメリットもひとつ紹介します。

新生銀行では、事務手数料がネット銀行の中でもダントツに安いです。通常の銀行で住宅ローンを借りると、借入額x2.16%という高い手数料が取られますが、新生銀行では、最安値で5万4000円です。

事務手数料比較
通常プラン 5万4000円
安心パック 10万8000円
安心ダブルパック 16万2000円
他銀行 借入額x2.16%
ソニー銀行住宅ローン 4万3200円

借入額x2.16%では、3000万円の借り入れをすると、約64万円の手数料となります。新生銀行で借りれば、50万円~60万円の初期費用が削減できます。

事務手数料が安く、初期費用がかからないため、新生銀行は借り換えに利用しやすい銀行です・・・というのがネット上の情報サイトに書かれることが多いのですが、前述のとおり、詐欺のような金利設定のため、50万円程度の手数料が下がったところでまったくお得ではありません。

借りる敷居は低いけれど返すのが大変、というのは「サラ金」の手法そのままですね。

また、決定的な点として、ソニー銀行の「住宅ローンプラン」では事務手数料が4万3200円とさらに1万円安く借りられます。金利についても、半年後に高くなる新生銀行は不利となっており、良いところがありません。

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