住宅ローン金利比較

「今」マイホームを買っても大丈夫?

そろそろ自分もいい年になったし、モデルルームにでも足を運んでみようかな・・・というのは危険です。一度モデルルームに行ってしまうと、素敵な部屋に魅了されてしまい、欲しくてたまらなくなってしまいます。

筆者が20代の頃、女性の友人が10歳年上の方と結婚し、マイホームを購入したので遊びに来て、と誘われたことがあります。丘の上の見晴らしの良い街で、一戸建ての分譲住宅のお庭で、バーベキューを催してくれました。

マイホームにお邪魔すると、オープンキッチンに大きなテレビ、将来息子に教えるんだとピアノまで置いてありました。こんな素敵な家で、友人を招待して優雅にパーティー、内心では羨ましくてしょうがありませんでした。

モデルルームに行く前に、まずは自分にマイホームを買えるだけの準備が整っているのか、を確認しましょう。本当に今マイホームが必要なのか、収入や貯金は十分にあるのか、冷静に判断しましょう。

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マイホーム購入のベストタイミングは?

大学を出たら22歳で就職し、25歳で素敵な人と結婚、30歳までにこどもを2人出産し、35歳くらいでマイホームを購入・・・と、レールに敷かれたような人生を歩む人ばかりではなくなりました。

同期の○○さんが家を買ったらしい、もう35になったからマイホームが欲しい、という決め方は危険です。昔のように年功序列制度はなくなり、年齢が上がっても思うように給料が増えない、という人もいます。同期の○○さんは、自分が思っているよりもお給料を貰っているかもしれません。

マイホームの購入のベストタイミングは人それぞれです。背伸びしてマイホームを買ってしまうと、ローンに追われる苦しい生活になってしまうかもしれません。

家族構成 こどもの人数、将来必要となる部屋数を決める
仕事環境 転職や転勤がなく、仕事が安定してから
収入・貯蓄 住宅費・諸手数料用・引っ越し費用・納税などに備える

持ち家vs賃貸!メリット・デメリットまとめ

持ち家 賃貸
メリット ・老後の住宅費が安い
・資産となる
・家の改修、装飾が自由
・社会的信用が高まる
・若い頃の住宅費が安い
・引っ越しが自由
・住宅費の総計が低い
デメリット ・若い頃の住宅費が高い
・引っ越しが難しい
・家の修繕が必要
・巨額のローンを背負う
・住宅費の総計が高い
・老後の住宅費が高い
・資産が残らない
・敷金、礼金、更新料
・家の改修、装飾が不可
・住宅の質が低い

マイホームを持たなければ「カッコ悪い」「ママ友間で劣等感がある」といった、安易な気持ちで買ってはいけません。

若いうちにマイホームを持てばよいというわけでもありません。早く買ってしまえば、当然マイホームが劣化するのも早まります。また、一軒家を買ったものの、老後に足腰を悪くし2階へ上がれなくなってしまうこともあります。バリアフリー構造にリフォームするために、資金を積み立てておく必要もあるかもしれません。

一生にかかる住宅費を合計すると、やはり持ち家の方が高くなります。一生賃貸で暮らすという道を選択することもできます。

持ち家vs賃貸!メリット・デメリットまとめ

家を買うためにはいくら必要?

住宅購入費
物件価格 3000万円~5000万円
不動産仲介料 物件価格x3%
住宅ローン諸費用 150万円~
登記費用 30万円
収入印紙 1.5万円
引っ越し費用 20万円
家具・家電 30万円

マイホームを買うためにいくら必要か把握していますか?

物件価格は、立地や物件の質によってもピンキリです。例えばマンションよりも、土地付き一戸建ての方が高くなりそうな気もしますが、そうでもありません。マンションは交通の便の良い場所にあることが多く価格は高くなりがちで、購入後も管理費や駐車場代といった費用が発生します。

また、不動産仲介料や、住宅ローンの手数料、登記の費用、税金、引っ越し代など、様々な費用がかかります。「頭金0円で買える!」といった本やネット情報もありますが、真っ赤なウソです。

こどもの教育費をちゃんと払える?

教育費
幼稚園~高校 大学 一人暮らし生活費
600~800万円 600~800万円 10万円/月

マイホームを購入した後は、次は教育費という山場を迎えます。出産の際は国からかなり手厚い補助を受けられますし、中学校までは義務教育なので、教育費が家計を圧迫するということはあまりありません。しかし、こどもが大きくなるにつれて出費も増え、大学生になるとピークを迎えます。

最近では、私立の学校に通ったり、塾で勉強するこどもも増えており、教育費が上がっています。上のグラフは学費以外の塾や習い事、課外活動の費用も含まれています。

幼稚園~高校までの教育費と、大学4年間の学費はほとんど一緒と言われています。大学に入り、一人暮らしをしたいということになれば、さらに毎月10万円ほどの仕送りが必要になります。短期間に数百万円というお金が必要となるため、あらかじめ積立金をしておくことが重要になります。

住宅ローンの返済をしながら、教育資金を貯める計画を立てなければなりません。

住宅ローンを組んでも教育費を払える?

老後資金って何だろう?いくら貯めるべき?

老後資金
65歳~90歳 7万円/月(計2100万円)
医療費 300万円

人生の3大資金という言葉があります。「住宅資金」「教育資金」「老後資金」です。

一般的な企業では60歳で定年退職です。65歳までは雇ってもらえるけれど、出勤時間を制限されたり、給料が30%カットといった条件がつきという職場も多いです。65歳からは年金に頼ることになるますが、年金だけでは本当に生活していけるのか不安があります。

年金の平均受給額は、サラリーマンと専業主婦の夫婦の場合約20万円です。大学卒の初任給くらいですね。もちろんここから、所得税や住民税なども引かれますので、実際にと元に残るお金は18万円くらいでしょう。定年前の給料が手取り月給で40万円くらいとすると、約半分になってしまいます。

生活の質を急激に下げることは非常に難しいですから、実際は貯金を切り崩しながら生活をしていくという家庭が多いです。毎月7万円の貯金を切り崩すと計算すると1年間で84万円、老後機関を65歳~90歳までの25年間と想定すると、約2100万円必要となります。また、年を取ると医療費が増えたり等、思わぬ出費に備えて、余裕をもって貯金しておくべきでしょう。最低でも2400万円ほどの老後資金を準備しておく必要があります。

老後資金の積み立てと住宅ローン両立できるのか?

定年前までに住宅ローンを完済すること

住宅ローンの返済プランを立てる際には、「何歳までに返し終わるのか」が非常に大切になります。住宅ローンは必ず、定年までに返すプランを立てましょう。

65歳まで働いて、70歳までパート・アルバイトで頑張る・・・という計画を立てていたら、非常に危ういです。

環境 年収
20代 仕事を覚える時期。 300万円
30代 働き盛り。責任ある仕事を任され、年収も上がりだす。 450万円
40代 ベテラン社員として仕事の中心に。収入も安定する時期 600万円
50代 管理職として会社の核として活躍。世代交代がはじまる。 500万円
60代 定年。給料3割カットで65歳まで働く人もいる。 400万円

マイホームを購入する時は、30代~40代の働き盛りで、収入も安定している時期の場合が多いです。しかし、50代になると社内では世代交代という時期になり、一部の管理職を除いて、次世代に仕事を引き継ぐことになります。責任ある職務を退けば、年収も下がってしまいます。定年ギリギリまで頑張って働くぞと考えていても、実際はその前から給料が減っていくというのが現実です。

今の年収で住宅ローンをいくら借りれる?

住宅ローンの審査は厳しい、という話を聞いたことあると思います。しかし、銀行も商売ですから、「儲け」を出すためにお金をたくさん貸したい、というのが本音です。

銀行が貸してくれるお金=返せるお金、というのは間違いです。いくらまで借りてもいいのか、いくらなら返せるのかを考えておきましょう。

年収 手取り年収
300万円 250万円
400万円 300万円
500万円 400万円
600万円 450万円
800万円 600万円
1000万円 750万円

住宅ローンの借入額を考える時は、「手取り年収」を基準に計算しましょう。年収600万円の25%、150万円くらいのペースで返済しよう、と考えていると実際には手取り年収が450万円くらいしかなく、収入の30%くらいを住宅費が占めてしまうということもありえます。

地震・災害・防犯に備えたマイホーム選び

阪神淡路大震災で高速道路が横倒しになっているニュース画面が今でも目の裏に焼き付いています。東日本大震災では13mを超える大津波、熊本地震では震度7という非常に大きな揺れが数日にわたって襲いました。日本では毎年、震度5以上の地震が10回以上発生しており、約5年に1度の頻度で都市部に大地震が直撃しています。

また地震だけではなく、竜巻や台風、土砂崩れなど、毎年大きな災害ニュースが報じられます。

マイホームの購入の際には、災害への心配もつきません。

とはいえ、いつくるかわからない災害を心配していたらいつまでたってもマイホームを買えません。どんな災害が起こりうるのか把握し、あらかじめ備えることが重要です。

地域の自治体が発表するハザードマップや、地震の被害予測などを、調べましょう。地域の犯罪率や、消防団の活動、町内会の案内などを確認しておくのも有効です。また、もしもの時に備えて、保険に加入したり、修繕積立金を作っておきましょう。

万が一に備える。住宅ローンの保険選び

今は、仕事も順調で収入も安定しており、マイホームを買うのには最適な環境となっているかもしれません。しかし、10年後、20年後に同じように元気に働けているかはわかりません。事故にあったり、重い病気にかかってしまい、仕事を辞めざるを得なくなってしまうこともあります。もしかしたら、あなたが若くして亡くなってしまうということも考えられます。

万が一の時に、銀行からサポートは受けられるのか、どのような保険に入っておくべきか、考えておきましょう。

サポートのしっかりした銀行であれば、例えば収入が安定するまでは、利子の返済のみに減額して対応するといった対応もしてくれるかもしれません。一方で冷たい銀行であれば、返済を催促するばかりで、返せないなら家を売れと迫るかもしれません。

無理なく返済ができるプランなのか、もしもの時の保険は大丈夫か、どんなサポートをしてもらえるのか、といった様々な観点から住宅ローンプランを選びましょう。

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