住宅ローン金利比較

奨学金の返済中でも住宅ローンを借りれる?

奨学金の返済中だけれど、住宅ローンを組むことはできるのだろうか、と不安に思う方も多いと思います。

安心してください。奨学金の返済中だから、すぐにNGということにはなりません。

ただし、奨学金を返済しているということは、それだけ支出が多いということになるので、きちんと返済できるのかというチェックが厳しくされます。年収に対して奨学金が重い、車のローンも持っている、フリーローンの支払いもある・・・となると、審査に通るのが難しくなる場合もあります。

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奨学金は2人に1人が利用している

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奨学金を借りているから、マイホームを買うのは難しい、というわけではありません。

日本学生支援機構の「学生生活調査」(平成24年度)によると、大学生の半数以上、大学院生では6割以上が奨学金を利用して大学に通っています。つまり、奨学金を使っていない学生の方が少ないということになります。

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では、奨学金をもつ学生が将来、マイホームを買うことは不可能なのでしょうか?そんなことはありません。

2人に1人が奨学金を持っているということは、夫婦のどちらか一方は奨学金を持っているということになります。奨学金を持っていても、多くの人がマイホームを買っています。

30代のうちに約半数の人がマイホームを購入しています。

住宅ローンの借入限度額にご注意

年収 400万円未満 400万円以上
返済負担率 30%  35%

住宅ローンには、年収に対して借りれるお金の限度額が決まっています。

年収600万円であれば、年間210万円、毎月返済額では17.5万円までなら返済できることになります。

返済額
車ローン 5万円
奨学金 3万円
住宅ローン 9.5万円
合計 17.5万円

ただし、他のローンがある場合は、すべて含めて計算されます。

例えば、車のローンが毎月5万円と奨学金が3万円支払っている場合は、住宅ローンに使えるお金は9.5万円ということになります。

他に返済しているローンが多いほど、住宅ローンで借りれるお金の量が減ってしまうことになります。

他のローンを返し終わるのが先!

ここで注意しなければならないのが、たとえ車のローンが残り5年であっても、それ以降の返済額を増やすからもっと借りたい、ということはできません。

住宅ローンは何千万円という大きな借金です。住宅ローンの返済だけでも大きな負担です。基本的には、他のローンを全て返し終わってスッキリしてから、住宅ローンを借りるべきです。

とはいえ、奨学金は20年返済などの長い期間を要する場合も多く、いつまでたってもマイホームを買えない、という人もいるでしょう。優先順位をつけて返済し、負担を軽くしてからマイホームを購入しましょう。

  • 借入額が少ないローン
  • 金利・返済額が高いローン
  • 返済期間が短いローン

こういったローンから先に返済し、住宅ローンの審査が有利に進められるように、準備を整えます。

奨学金で断られるパターン

奨学金を理由に、審査で融資額を減らされてしまったり、断られてしまうというケースがないわけではありません。

例えば、夫婦2人とも奨学金を持っている場合、返済額も大きくなってしまいます。600万円づつのの奨学金が2本あると、総額1200万円です。20年返済とすると、毎月5万円の返済が22歳からスタートし42歳まで続くことになります。

年収に対して、奨学金の支払いが大きいと、「要相談」となることもあります。

奨学金の返済でもう一つ気を付けなければならないことがあります。もしも、過去に奨学金の滞納をしたことがあると、一発KOで審査落ちしてしまいます。

5年間はブラックリスト入り

これは、奨学金にかぎらず、他のローンやクレジット支払いなどでも同じことがいえます。

住宅ローンの審査では、信用情報の調査を行い、過去に滞納履歴がないか、厳しくチェックされます。

奨学金は「日本学生支援機構」に管理され、全国銀行個人信用情報センター(KSC)が返済状況をチェックしています。KSCは奨学金の他にもクレジット支払いや携帯電話の支払いなど、滞納履歴をすべて監視しています。

KSCでは、3ヶ月以上の滞納をした人をマークし、記録に残します。いわゆるブラックリストに載ってしまうのです(正確には「金融事故」と呼ばれます)。住宅ローンの審査ではこの信用情報にアクセスして過去の返済状況を確認するわけです。

  • 滞納 5年
  • 破産 10年
22歳 返済スタート
25歳 滞納・ブラックリスト入り
42歳 返済完了
47歳 ブラックリスト解除

ブラックリストに入ってしまうと、滞納履歴が5年間残ります。この5年間というのは、滞納したローンをすべて返済し終わってから5年間残るので、注意してください。

25歳の若気の至りでついつい滞納してしまった・・・となると、42歳で完済してからさらに5年間はブラックリストに残るのです。この間は、住宅ローンを組めません。47歳になってしまったら、今度は住宅ローンの年齢制限に引っかかってしまうことになります・・・。こうはなりたくないですね。

一度ブラックリストに載ってしまうと、完済して5年待つ他に、解除する方法はありません。

住宅ローンの審査に落ちてしまった場合、審査落ちの理由は一切公開されません。どうして落ちたのか分からない・・・という人は、過去の奨学金や携帯電話の滞納を疑ってみてください。

自分がブラックリストに入っているかどうかは、情報開示手続きをすれば知ることができます。ただし、手続きが面倒なことと、返済以外に改善することはできなませんので、過度の期待は禁物です。

  • CIC
  • JCC(日本信用情報機構)
  • KSC(全国銀行個人信用情報センター)
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